Kamaseinu

るいわるい



2015.10.18発行 P.32



今回は10月開催のイベントということでずっとかきたかったハロウィン本になりました。ハロウィンパレードはS.E.M結成初期のイベントでありつつも【るいずるい】で全く触れることができなかったのでこうして1冊の本にすることができて個人的には満足です。

【トリック・オア・ティーチャー】のチェンジ台詞、『このdarkでcoolでluxuryなカンジ、俺にピッタリだよね! プロデューサーちゃんもそう思うよね♪』が、本当に不可解すぎて、あんなに太陽よりも眩しく明るく裏表のない真夏のピーカン夢男のような人間が一体なにをいってるんだ…?という疑問から今回の話に至りました。S.E.M内でも随一のVis値を誇る舞田ですので、悪魔の格好もそれはそれは似合うし格好いいし数ある舞田衣装の中でもとくに好きな衣装です。確かに「cool」かもしれない。ファーの部分が「luxury」かもしれない。だけど「dark」が「悪魔という存在」が君に似合うのかプロデューサーちゃんはどうしてもわからない。

まず、悪魔とは舞田のなかでどういった存在なのか?に対して「もしかして:アイドルそのものなのでは」と仮定をたてたりなんかしてみました。それを表現するためにわかりやすくツノなんかはやしてます。アイドル=悪魔の図式はラストの山下や舞田に言ってもらった通りで、(強引ですが)アイドルとしての意識の芽生えが自分のツノという形であらわれ意識が強固になっていくにつれ大きくツノも成長していく。みたいなイメージです。でもそのツノは誰にも見る事はできないし、もうひとりの自分である鏡の中の舞田にもわからない。(ちなみに鏡の中の舞田が、舞田(本体)の別人格なのか それとも本人とはまったくの別人なのか、無意識下の産物なのか かきながら自分でもなんだこいつ、とおもってるくらいだったので ご自由にとらえていただければ幸いです。)それは舞田自身も自覚することの出来ないアイドルとしての自我で自分にあっていいものだ、と肯定することで隠すことをやめる、という結論に(この本の中では)至ります。きっとこの先、あのツノは成長するんでもとれるんでもなく舞田が(求められる)アイドルに近付いていくことで舞田にも見えなくなるのだとおもいます。言っててこわいです。ちなみに舞田がツノの存在(アイドルである自分)を肯定したので「このるいわるいるい?」の答えは「いいえわるいるいではありません」になります。タイトルいつもより長いんですがやめればよかったってかんじです。あと3色刷りが大失敗してて余計こわいんですが、まあもういい…(…)。

また山下パレード不参加エピソードは自分なりの山下欠席に対する気持ちの消化法のひとつだったので削るか迷ったんですが、(なんで出れなかったのか、とか。なんでアイドルが(駆け出しとはいえ)かざりつけの手伝いしてんねん、とか。)そういう芸能界の不条理なんかも飲み込むことで業界に染まる、じゃないですけど舞田がまた一歩アイドルに近付き、ツノも成長しちゃった、というダブルミーニングももたせられるかな、とおもって入れてあります。

舞田ってはざまさんの夢に魅せられて(というより乗っかって)この業界に足をつっこんだくらいだからか順応性がすごく強くて、個人の目標や意気込みは随所で見られるものの私(プロデューサーちゃん)のいやがる仕事を断るとか言い出したり私(プロデューサーちゃん)の笑顔のためならなんでもやるといったり、要所要所で人の為に動く人間なのかなと思わせる言動が多いような気がしています。 そんな舞田が私(プロデューサーちゃん)やS.E.M、ファンの皆が「求めるアイドルの形」に寄っていく流れはとても自然なんじゃないかなと思う昨今です。 なんなんですかね。自己顕示欲強そうなのに控えめで空気読んでるんですよね彼。 カレーのときもはざまさんにほめられて意外なほど驚くんですよね。 ドラマCDでほめられることについて言及してるくらいだし、あれかな…ほめられなれてないのかな。承認欲求つよいのかも…。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送